血液検査
甲状腺
甲状腺機能(ホルモン)TSH・freeT3・freeT4
甲状腺から分泌されるTSH、freeT3、freeT4を測定することにより甲状腺の機能を評価します。
甲状腺ホルモンが、過剰に分泌されると甲状腺機能亢進症(バセドウ病など)、不足すると甲状腺機能低下症(橋本病など)になります。
甲状腺ホルモンが、過剰に分泌されると甲状腺機能亢進症(バセドウ病など)、不足すると甲状腺機能低下症(橋本病など)になります。
肝炎
HBs抗原
B型肝炎ウイルス抗原(HBs抗原)を検査することにより、現在のB型肝炎ウイルス感染の有無を調べます。
HBs抗体
B型肝炎ウイルス抗体(HBs抗体)を検査することにより、過去のB型肝炎ウイルス感染の有無を調べます。B型肝炎ワクチン接種で抗体をつけることができます。ワクチン接種後の方は現在の防御力を調べます。
HCV抗体
C型肝炎ウイルス抗体(HCV抗体)を検査することにより、C型肝炎ウイルス感染の有無を調べます。
消化器
ヘリコバクターピロリ抗体
ヘリコバクターピロリ菌は慢性胃炎や胃・十二指腸潰瘍の原因とされています。また、胃がんとも深く関わっていることが明らかになっています。この菌の感染の有無について血中の抗体を測定します。
ペプシノゲン
胃粘膜の萎縮を血液中のペプシノゲンの値により測定し、萎縮性胃炎の程度を調べます。 萎縮性胃炎は胃がん発生の原因として重要です。
胃がんリスクABC分類(ピロリ抗体+ペプシノゲン)
胃粘膜の萎縮や炎症の程度を表すペプシノゲンとピロリ菌に対する抗体を血液検査で測定し、その組み合わせから胃がんの発生リスクを評価する検査です。胃がんリスクに応じて胃内視鏡検査の必要度が判断できます。
※ヘリコバクターピロリ除菌治療後の方、胃切除術後の方、胃酸を抑える薬を内服中の方、腎不全の方は正しい結果が得られない場合がありますのでこの検査はおすすめできません。
※ヘリコバクターピロリ除菌治療後の方、胃切除術後の方、胃酸を抑える薬を内服中の方、腎不全の方は正しい結果が得られない場合がありますのでこの検査はおすすめできません。
リウマチ
リウマチ因子 (RF)
リウマチ因子(RF)を測定します。関節リウマチ診断の参考になります。
更年期
女性ホルモン E2・FSH
更年期の女性は、女性ホルモンの低下により様々な症状(更年期症状)が出ることがあります。
この検査で女性ホルモンを調べ、3カ月以上の無月経の原因として、閉経あるいはそれに近い状態であるかを判断します。更年期症状や卵巣年齢を評価したり、閉経時期を予測することはできませんのでご注意ください。
※40歳以上の方や3カ月以上無月経の方におすすめします。
女性のみ
※40歳以上の方や3カ月以上無月経の方におすすめします。
糖尿病
HbA1c
過去1~2カ月の血糖値の状態をあらわします。糖尿病の診断に有用です。
心機能
NT-proBNP
心臓から分泌されるホルモンです。心臓にストレスがかかっているかを調べます。
その他
スモールデンスLDL-C(超悪玉コレステロール測定)
脳梗塞、心筋梗塞の原因となる動脈硬化を引き起こす物質(超悪玉コレステロール)を測定します。
悪玉コレステロールの中でも小型の超悪玉コレステロールは、血管の中に長くとどまりやすく、更に通常の悪玉よりも小さいため血管の壁に入り込みやすく血管を詰まらせてしまいます。その超悪玉がどのくらいあるのかを知ることができる検査です。
検査についての詳細は「デンカ生研のHP」をご確認ください。
悪玉コレステロールの中でも小型の超悪玉コレステロールは、血管の中に長くとどまりやすく、更に通常の悪玉よりも小さいため血管の壁に入り込みやすく血管を詰まらせてしまいます。その超悪玉がどのくらいあるのかを知ることができる検査です。
検査についての詳細は「デンカ生研のHP」をご確認ください。
LOX- index
動脈硬化の進行から脳梗塞や心筋梗塞の発症リスクを評価する検査です。
超悪玉コレステロールと、それと結合して動脈硬化を進行させるLOX-1というタンパク質を測定し、2つの物質をかけ合せた値を「LOX-index」値といいます。脳梗塞と心筋梗塞発症リスクを4段階で判定する検査です。
※妊娠中の方は、数値が高く出る傾向があるため、内容をご確認のうえで、ご受診頂く様お願いいたします。
検査についての詳細は「PreMedicaのHP」をご確認ください。
超悪玉コレステロールと、それと結合して動脈硬化を進行させるLOX-1というタンパク質を測定し、2つの物質をかけ合せた値を「LOX-index」値といいます。脳梗塞と心筋梗塞発症リスクを4段階で判定する検査です。
※妊娠中の方は、数値が高く出る傾向があるため、内容をご確認のうえで、ご受診頂く様お願いいたします。
検査についての詳細は「PreMedicaのHP」をご確認ください。
MCI(軽度認知障害)スクリーニング検査
軽度認知障害(MCI)とは、認知症の前段階を指します。日常生活には支障はありませんが、そのまま過ごすと約5年で半数以上が認知症に進行すると言われています。
認知症の中でも多いアルツハイマー型認知症は、「血管の老化」や「神経毒性物質であるアミロイドβペプチドの蓄積」が原因とされています。この検査では、血管の老化やアミロイドβの蓄積に関与するタンパク質4種類の血中量を測ることで、MCIのリスクを評価しています。40歳以上の方におすすめします。
※MCIスクリーニング検査を実施された方は、個人結果の発送が通常2週間のところ約3週間後の発送になります。
検査についての詳細は「MCIスクリーニング検査プラスサイト」をご確認ください。
認知症の中でも多いアルツハイマー型認知症は、「血管の老化」や「神経毒性物質であるアミロイドβペプチドの蓄積」が原因とされています。この検査では、血管の老化やアミロイドβの蓄積に関与するタンパク質4種類の血中量を測ることで、MCIのリスクを評価しています。40歳以上の方におすすめします。
※MCIスクリーニング検査を実施された方は、個人結果の発送が通常2週間のところ約3週間後の発送になります。
検査についての詳細は「MCIスクリーニング検査プラスサイト」をご確認ください。
血液型
ABO式、Rh式血液型を調べます。
風しん抗体
風しん抗体検査はご自身が現在、風しん抗体をどのくらい保有しているかを調べる検査です。
風しんウィルスが原因となる"風疹"という病気は、風しん抗体を保有していると感染を回避することができます。
風しん抗体は、風しんにかかるか風しんワクチンの予防接種を2回受けることにより獲得することができます。
*2019年4月より検査方法が【HI法】から【EIA法】に変わりました。
風しんウィルスが原因となる"風疹"という病気は、風しん抗体を保有していると感染を回避することができます。
風しん抗体は、風しんにかかるか風しんワクチンの予防接種を2回受けることにより獲得することができます。
*2019年4月より検査方法が【HI法】から【EIA法】に変わりました。
感染症セット
感染症の有無や過去に接種したワクチンの効果を調べます。
大人が感染すると重症化する恐れがある麻しん(はしか)や日本で一番多い性感染症であるクラミジアなど、7種類の感染症のセットです。
大人が感染すると重症化する恐れがある麻しん(はしか)や日本で一番多い性感染症であるクラミジアなど、7種類の感染症のセットです。
- 海外渡航が多い方
- 予防接種歴が不明な方
- 妊娠・出産を予定している方のご家族
〈検査項目〉
- 風しん抗体・・・風しんの抗体があるか調べます。*2019年4月より検査方法が【HI法】から【EIA法】に変わりました。
- 麻しん(はしか)抗体(IgG)・・・麻しん(はしか)の抗体があるか調べます。
- ムンプス抗体(IgG)・・・ムンプス(おたふく)の抗体があるか調べます。
- クラミジア抗体(IgA・IgG)・・・クラミジアに感染しているか調べます。
- 梅毒(TPHA・RPR)・・・梅毒に感染しているかを調べます。
- HBs抗原・・・B型肝炎に感染しているかを調べます。
- HCV抗体・・・C型肝炎に感染しているかを調べます。