液状化細胞診
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液状化細胞診とは?
液状化細胞診(liquid-based cytology: LBC法)とは、子宮頸部細胞診の検査方法の一つで、採取した細胞を専用の保存液で回収保存し、その後専用の機器を用いて塗抹標本を作製して、細胞診検査を行うものです。
従来の方法と比較し、より精度が高い検査法となります。
当クリニックでは2019年4月に導入をいたしました。
日本産科婦人科学会、がん検診学会等で推奨されている検査方法です。
従来の方法と比較し、より精度が高い検査法となります。
当クリニックでは2019年4月に導入をいたしました。
日本産科婦人科学会、がん検診学会等で推奨されている検査方法です。
従来法と液状化細胞診の違い
細胞の採取方法は同様ですが、採取した細胞を直接スライドガラスに塗布する「従来法」と比較し、
「液状化細胞診」では、採取したブラシごと容器に入れるため、採取した細胞をほぼ100%回収することができます。
また、「液状化細胞診」検査法では、血液や粘液などの不純物を取り除いた上で標本化されるので、異常細胞が発見しやすくなります。
「液状化細胞診」では、採取したブラシごと容器に入れるため、採取した細胞をほぼ100%回収することができます。
また、「液状化細胞診」検査法では、血液や粘液などの不純物を取り除いた上で標本化されるので、異常細胞が発見しやすくなります。
液状化細胞診のメリット
■ 採取した細胞を余すことなく回収できる
■ 不純物を取り除いて標本を作成する為、異常細胞を見つけやすい
■ 不純物を取り除いて標本を作成する為、異常細胞を見つけやすい
検査料金
従来法の料金*に差額2,200円で変更ができます。
*子宮頸部細胞診(従来法)の料金は、ご加入の健康保険組合により異なります。
子宮頸がんについて知ろう!!
子宮頸がんとは?
■ 子宮頸がんは、子宮の入口(頸部)にできる「がん」
■ 初期症状はほとんど無く、気が付いた時には進行していることも
■ 初期症状はほとんど無く、気が付いた時には進行していることも
どのくらいの人が子宮頸がんになっているの?
■ 20代から40代の女性に急増している
■ 40代以降の発生率も減少せず、横ばいとなる
■ 40代以降の発生率も減少せず、横ばいとなる
子宮頸がんの原因とは?
■ 原因となるのは、HPV(ヒトパピローマウイルス)の感染
■ 性交渉などをキッカケに感染する
■ 感染が持続すると子宮頸がんに進行することがあるため、感染しているかどうかを調べることが重要(特に30歳以上)
■ 性交渉などをキッカケに感染する
■ 感染が持続すると子宮頸がんに進行することがあるため、感染しているかどうかを調べることが重要(特に30歳以上)
早期発見が重要
子宮頸がんの多くは自覚症状が無いまま徐々に進行していきます。早期発見し、治療を開始することができれば治る可能性が高い病気なので、定期的に子宮頸がん検診を受けましょう。
30歳以上の女性には、液状化細胞診とHPV検査の併用検診を特におすすめします。